腸内フローラが過敏性腸症候群に関係が!?意外と知らない真実

現代人の5人に1人が疾患していると言われてる過敏性腸症候群。この症状に悩まされてる方は非常に多いのではないでしょうか?そして近年過敏性腸症候群と腸内フローラの関係性が指摘され注目を集めています。

今回は過敏性腸症候群とは何か?そしてなぜ腸内フローラを関係があるのかを説明していきます。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群
電車の中や会議の直前、長時間ストレスの中にいたり過度の緊張を感じるとお腹の調子が悪くなり下痢などを引き起こした経験は誰にでもあると思います。しかし中にはこれが慢性的に引き起こる場合があります。これが一般的に言う過敏性腸症候群です。

過敏性腸症候群を発症するとほんの少しのストレスでさえ腸が反応し、下痢や便秘、腹部の不快感や腹痛を引き起します。人によっては「トイレが心配で外出できない」「長時間電車に乗っていられない」など日常生活に異常をきたす場合もあるのです。

日本ではあまり浸透していない病気ですが、イギリスやアメリカをはじめとした海外ではかなりポピュラーな病気であり、多くの人が悩まされています。イギリスの研究機関の調査によると、過敏性腸症候群を疾患している人の年間平均欠勤日数は17日と社会的問題にもなっているのです。

過敏性腸症候群は「下痢型」「便秘型」、そして下痢と便秘を繰り返す「複合型」の3つのタイプがあります。どのタイプが最も重症かという基準はありませんが、複合型は下痢と便秘両方の辛さを味わうことになるので最も敬遠されています。

過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群
実は過敏性腸症候群は原因がはっきりと解明されていない病気であり、最も大きな原因はストレスではないかと考えられています。

人間は日中「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌していることは広く知られていますが、セロトニンの分泌量は腸が全体の90%を占めていることはあまり知られていないでしょう。ちなみに脳内で分泌されるセロトニンの量は全体の2%であり、残りの8%は血小板から分泌されます。

何かしらの強いストレスを受けると脳は腸にセロトニンを分泌するように指示を出します。そして腸がセロトニンを分泌すると腸内の蠕動運動が活発化、むしろ異常とも言えるほどの活動をして下痢や便秘を引き起こしてしまうのです。ここまでなら普通の人でもあり得る現象なのですが、過敏性腸症候群患者はほんの少しのストレスでこの現象を引き起こします。これが「過敏性」と呼ばれている所以です。

さらに腸は脳と神経で密接につながっていることから、腸が調を引き起こすと同時に頭痛が発生するなど、下痢や便秘以外の症状で悩まされることも。大きな原因はストレスと言われていますが、過敏性腸症候群を発症する原因は依然として解明されていません。

腸内フローラとの関係

過敏性腸症候群
無数の腸内細菌の集合体であり善玉と悪玉が混在している腸内フローラは近年、過敏性腸症候群との関係が注目されています。

というのも人間は強いストレスを受けるとそれを緩和しようと腸内のミネラルを消費します。ミネラルは腸内善玉細菌が増殖するために欠かせない成分であり、不足することで腸内善玉細菌が減少。反対に腸内悪玉細菌が増加していきます。

腸内フローラのバランスは徐々に乱れていき、腸内悪玉細菌が増加し過ぎると小腸まで達しいよいよ体はこれを異物とみなします。そして異物を体外に排出するため腸の蠕動運動が活発化、この状態で摂取したものは腸を通常より早くめぐり栄養として吸収されないまま排出されてしまうのです。

つまり過敏性腸症候群にはストレスと腸内フローラが強く関係しているということです。

過敏性腸症候群の改善法

過敏性腸症候群
まず先決なのはやはりストレスとの根本を断つことです。ここで言うストレスとは電車の中に長時間いることや会議直前の過度な緊張のことではありません。むしろそれらは日常のことであり避けることは出来ず、また同環境下にいても過敏性腸症候群になっていない人の方が多いのです。

過敏性腸症候群はこれらのストレス以外に仕事や人間関係などで強いストレスを受けていることが考えられます。そしてそのストレスの原因は何かを既に自覚している人がほとんどかと思います。根本的に断てるストレスならば即刻断ちましょう。

不要なストレスは過敏性腸症候群をはじめ様々な病気を引き起こす原因となります。しかし中にはストレスの原因が日常生活の中にあり、根本から断つことが不可能な場合もあるでしょう。(上司が原因など)その場合は自分に合ったストレス発散方法を見つけることと、腸内環境を整えることに集中してください。生活習慣を正し、バランスの良い食事と摂り(食物繊維を積極的に)、ストレスを溜めこまないこと。継続的に意識していれば必ず改善の方向へと向かいます。

自分が過敏性腸症候群かもと感じたら、ストレスを減少させるだけでなく腸内フローラにも意識を向けてください。腸内環境を整える生活を心がければ改善の兆しが見えてくるでしょう。

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